2025年本格始動 塩田知事「職員の間で活発に議論を」 新体育館の整備方針は次の議会で
6日は官公庁でも仕事始めでした。2025年の始まりにトップは何を語ったのでしょうか。
■塩田知事■
「職員の間で活発に議論を交わしながら、よりよい政策をつくりあげていくことが重要」
鹿児島県庁の仕事始め式では、塩田知事がライブ配信で年頭のあいさつをしました。
去年の能登半島地震や日向灘地震を振り返り、防災・減災対策の重要性を強調したほか、農林水産業や観光業といった「稼ぐ力」の向上に向けた取り組みを改めて誓いました。
■県PR観光課の伊藤副さん■
「主に観光地の整備等をしている。観光地の情報が広がっていくような取り組みを行っていきたい」
巳年生まれの塩田知事は今年が年男。年頭の会見でそのことを問われると―。
■塩田知事■
「年男で還暦ということで、一巡りしたということで、また新たな気持ちでスタートしたい」
県政の課題は「稼ぐ力」の向上や物価高騰対策だけでなく、去年、入札が不調に終わった新しい総合体育館の整備もあります。
■塩田知事■
「次の議会までにはお示しをする必要があると思っている」
仕様を変更し事業費の削減を検討しているものの、人件費の高騰などから費用が下がることはないだろうと述べ、次の県議会で一定の方向性を示すとしました。