生徒数減少への対応などを議論 将来の県立高校 どうあるべき?


 生徒数の減少が進む中、将来の県立高校がどうあるべきか議論する委員会が立ち上がりました。

(県市長会 会長 県立高校の将来ビジョン検討委員会 本坊 輝雄 委員)
「地域とともに歩む学校をどう支えていくか、自治体としては大切なこと」

 委員会は大学や産業界、行政関係者らで構成され、多様化する生徒のニーズにどう対応するか、生徒が行きたいと思える学校をどう作っていくかなどを検討します。
 少子化の影響で今年度、県立高校61校のうち34校が1学年3学級以下の小規模校となるなど、今後も生徒数の減少が見込まれています。
 初会合となった10日は今後の議論の進め方について高校に通う生徒らから意見を聞く機会を作ってほしいなどの要望が委員から上がりました。

(鹿児島大学 教育学部長 県市長会 会長 県立高校の将来ビジョン検討委員会 溝口 和宏 委員長)
「それぞれの課題をじっくり協議していく中で、県立高校の将来像が見える協議ができればな」

 委員会は年度内に意見をとりまとめ、県教委に提出する予定です。

 
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