公立種子島病院の運営を徳洲会に委託へ「医師が少ない状況で病床をすべてカバーできず」
医師不足に直面する公立種子島病院の病院組合議会は指定管理者に医療法人徳洲会を選定することを決めました。
10月から運営を委託する予定です。
公立種子島病院は南種子町と中種子町が運営しています。
病院組合議会は10日、指定管理者に医療法人徳洲会を選定することを決めました。
10月から運営を委託する予定で、医師の確保を目指します。
病院管理者 小園裕康 南種子町長
「医師が少ない状況で病床をすべてカバーする医療体制になっていない」
現在、所属する医師は2人でうち1人は常勤。
その他、自衛隊中央病院などから研修医が派遣されていますが、入院を制限していて、一般病床の稼働率は3割程度。
救急も休止しています。
前年度は2億円を超える赤字で、過去最大となりました。
病院管理者 小園裕康 南種子町長
「60床を維持できるところにお願いしたいというところで指定管理でお願いしたい」