日米比訓合同練前に巡視船乗組員相互訪問  鹿児島県


 日本、アメリカ、フィリピンの海上保安機関による国内初めての合同訓練を前に巡視船の乗組員らがお互いの船を見学しました。

●記者
「アメリカからやってきたこの船で、お互いの理解を深めようと海保職員らが乗組員の説明を受けています」

 鹿児島湾ではあさって海上保安庁とアメリカ、フィリピンの沿岸警備隊による合同訓練が実施されます。

  18日は訓練を前に、お互いの船の装備や能力を把握し、連携強化につなげようとそれぞれの国の乗組員が互いの巡視船に乗り込みました。

●第十管区海上保安本部 本山雄也主任通信使
「海で会うと顔が見えないんですけど、こうした顔の見える交流が」「救難現場に駆け付けた際に円滑な業務につながると感じた」

  あさっての訓練は国内で初めて行われるもので、3カ国の救助能力を共有し、連携の強化を図るのが目的です。

 
「KKBみんながカメラマン」