備蓄米が出回る中… 「超早場米」生産農家の心配事 鹿児島県


 そして間もなくやってくるのは新米の季節です。令和のコメ騒動に収束の兆しが見えない中、超早場米の産地種子島と南さつま市の生産農家から聞こえた心配の声とは。

 鮮やかな新緑の水田が広がる種子島の米どころ、南種子町。来月の稲刈りへ向けてドローンを使った農薬散布が行われています。作っている「種子島コシヒカリ」は超早場米。今年3月に田植えを行いました。

 心配事は稲の生育に大きな影響を与える気象状況です。今年は低温と強風の影響で例年より生育が遅れていたものの、後半は日照りが続いて持ち直し、少しずつ穂が出始めています。

【生産農家 石堂裕二さん】
「最後まで油断しないように、あとは台風が来ないことを願ってですね、頑張ります。種子島のおいしいコシヒカリが全国に早く出回ればいいかなと思います。」

 順調にいけば来月中に稲刈りが終了し、順次、出荷を始めるということです。

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