香港航空 鹿児島の定期便は10月まで欠航 根拠ないうわさ広がる
来月から2カ月間の欠航が決まっている鹿児島と香港を結ぶ定期便について。
香港航空がさらに2ヵ月延長し、10月までの欠航を決めたことが分かりました。
香港では7月5日に日本で災害が起きるという科学的に根拠がない情報がSNSなどを中心に拡散され、国内各地で香港と日本との航空便が減便や欠航となっています。
鹿児島と香港を結ぶ定期便について香港航空は当初、来月から8月までの欠航としていましたが、さらに2カ月間延長し10月までの欠航を決めたということです。
延長を決めた理由はトランプ政権の関税措置や 国内の経済情勢などを受けて海外旅行の需要が落ち込んでいるためなどとしています。
気象庁の野村竜一長官はSNSなどで拡散されている情報について、現代の科学的知見では日時と場所を特定する地震の予知は不可能なため「デマである」との見解を示した上で、「そのような情報で心配する必要はない」と呼びかけています。