鹿児島市の夜間急病センター 来年度から一部診療時間短縮へ


鹿児島市は来年度から夜間急病センターの一部の科の診療時間などを短縮することを市議会の常任委員会で明らかにしました。

夜間急病センターは夜間に突発的に発症した急病患者に対し、応急の診療を行う施設で、6つの科があります。
鹿児島市は医師の負担や受診者数の減少を踏まえ、来年4月1日から一部の科の診療時間や診療日を見直すことを報告しました。

現在、診療時間は小児科・内科・外科が午後7時から翌日午前7時までですが、外科のみ診療時間が午後11時までに短縮されます。
また、産婦人科など3つの科は連絡を受けた医師が必要に応じてかけつけるオンコールで毎日対応していますが、今後は診療日が土日・祝日、年末年始などに限定されます。

鹿児島市 保健政策課 平原陽子 課長
「別の科の医師で対応できるようであれば診察していただく。(難しい場合は)深夜でも診療している病院等と連携して対応する」

市の調査では、受診者のおよそ3割が急患とは考えられないケースだとして、センターの適正な利用を呼びかけています。

 
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