【スポコン】設計費予算は可決へ 陳情も審査 鹿児島


県の新たな総合体育館について、県議会の文教観光委員会は設計費などおよそ9億円を盛り込んだ補正予算案を可決することを決めました。

県はドルフィンポート跡地に新たな総合体育館を整備する計画で、事業費は資材価格の高騰などで488億円にふくらんでいます。
6月議会には設計費などおよそ9億円を盛り込んだ補正予算案が提案されていて、委員会は18日に続いて追加で審査を行いました。

委員からはこんな意見も。
● 県議会文教観光委員会 永井章義 委員
「今回はあくまで設計費用を容認するものであり、建設に要する費用が示された際には改めて徹底した議論を行い、建設費の総額などを見極めたうえで判断することになることを申し上げておきたい」

採決の結果、委員会は予算案を賛成多数で可決することを決めました。
20日は85件の陳情の採決も行われ、事業の抜本的な見直しや県民投票の実施などを求めるものは不採択に、県民への情報発信や整備の推進などを求めるものは継続審査になりました。

今月26日の本会議で、これらの議案や陳情の採決が行われます。

 
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