『サラ川』ベスト10が決定

 第一生命保は29日、2024年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』の全国ベスト10を発表。グランプリには、最新技術の登場も使いこなすには“ヒト"苦労を詠んだ作品『AIの 使い方聞く AIに』に決まった。

【ベスト10画像】どんな川柳がランクイン? ベスト100や年代別も

 同社は、2024年9月から10月にかけて、2024年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』を実施。全国から約5万2000の作品が寄せられ、2025年1月に全国優秀100句を発表。このほど約7万人のサラ川ファンの投票により、全国ベスト10が決定した。

 近年すさまじい速度で進化を遂げているAI技術。生成AIの登場は仕事の効率化だけでなく、日常で見聞きする画像や映像、音声の生成にも使われるなど私たちの暮らしに定着しつつある。一方で、一筋縄ではいかない最新の技術に振り回されている人も。AIを使いこなそうと四苦八苦する情景が思い起こされる作品が多くの共感を得て、見事第1位に輝いた。

 また、物価高や米不足といった日常を取り巻く環境や、家庭のあるあるやセカンドライフの悲喜交々を詠んだユーモア溢れる作品が上位にランクインした。

■ベスト10
順位:作品・雅号・得票数

1位:『AIの 使い方聞く AIに』(七夕するめ)2768票
2位:『久しぶり 笑顔は出るが 名前でず』(中年アイドル)2561票
3位:『セルフレジ 母に店員 二人付く』(つちのこ)2125票
4位:『妻描く 老後プランに オレ不在』(ごん太)2095票
5位:『何食べたい? 言った料理は 出てこない。』(鯉する夢子)1948票
6位:『下がらない 米の値段と 血糖値』(ばんのすけ)1842票
7位:『パスワード 恐る恐るの 三回目』(羽生サム初人)1719票
8位:『「いい値」だね「いいね」と言えぬ」物価高』(独り言)1529票
9位:『電気代 あまりの高さに 暗くなる』(ゆうぎり)1425票
10位:『面くらう 米の高値に 麺喰らう』(ロンちゃん)1373票

(提供:オリコン) 5月29日 10時00分配信

2024年『サラっと一句!わたしの川柳コンクール』の全国ベスト5

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